【バイク車検切れ】放置期間が長いと復活までかかる費用は?
バイクが車検切れになってしまい、面倒になりそのまま長期間放置。。。
そういったケースは少なくはありません。
普段あまりバイクに乗らないような場合だと、どうしても面倒になってほったらかしになってしまいがちです。
でも、ちょっとした時にバイクがあると便利ですから、ふとしたタイミングでまた乗ろうと考えた時、車検を通す必要がでてきます。
では車検切れのバイクを車検に通す場合はいくらくらいの費用がかかるのでしょうか?
◆車検切れのバイクを車検に通す流れ
まず、車検切れになったバイクは公道を走ることが法律で認められていません。
ですから、公道を走って車検代行をバイク屋に申し込みに行くためには仮ナンバーの取得(ただし移動区間は制限されます)が必要です。
もしくは仮ナンバーが面倒な人はバイク屋に依頼してバイクをレッカーすることもできますが、その際にはレッカー費用が追加でかかるのでご注意ください。
なお、車検を通す場合は以下が必要となります。
・車検証
・印鑑(認印)
・軽自動車納税証明書(なければ市役所などで取得できる)
・自賠責保険証明書
これらはバイク屋に任せる場合、もしくは自分でユーザー車検に行く場合でも必要となります。
◆バイクの車検にかかる費用は?
次に、実際にバイクの車検を通す時にかかる費用についてです。
過去に車検を申し込んだ人なら知っていることかもしれませんが、今回が初めてという人もいると思うので一応紹介します。
まず、自分で車検場にいくユーザー車検の場合では
自賠責保険……14,010円(25ヶ月 ※車検切れの場合は25ヶ月分の加入が必須)
重量税………3,800円(登録から13年未満の場合)
証紙・印紙代……1,700円
かかります。
ざっくり2万円ちょっとですね。自分でやると安いんです。
しかし、これは自分で整備ができる人向けです。
私自身もユーザー車検ですが、いまだに現場で部分的に不合格を受けることがあります(1日3回まで再検査できる)のでその都度、微調整して2回目に合格したりします。
普段からメンテナンスできないと、不合格を受けた時に現場で修正もできないのでユーザー車検は整備経験がない人はしない方がいいでしょう。
次にプロに車検をまかせた場合の説明をしたいと思います。
こちらは2りんかんでの車検の基本料金ですが、まあほかでも似たり寄ったりです。
パッと見だと29800円~49800円と割安ですが、これはお店側の整備にかかる金額のみです。
これに車検場側でかかる検査費や自賠責保険料(24ヶ月分)などの法定費用が加算されるので、トータルでは『総額』である46820円~66820円かかることになります。
◆お店でバイク車検整備をしてもらう場合の注意点
ただ、注意点としては交換が必要なパーツがあった場合です。
例えば、ブレーキパッドやタイヤ、チェーンが摩耗していたりして交換したりすると当然ながらパーツ代が別途必要です。
仮に交換せずにそのまま車検場に行っても整備不良で車検は通りませんから、これは仕方ありませんね。
ですから自分で整備を全くしないという人はパーツ交換費用の可能性があることも頭に入れておきましょう。
◆長期放置してバイクが動かないケースではそっちの修理費用が結構高くつくかも?
ちなみにですが、車検切れのまま長期放置しててバイクが動かない、セルが回らないという人にはちょっとした注意点があります。
それは車検費用以外に修理費用が結構上乗せされる可能性が高いことです。
3ヵ月くらいの放置であればせいぜいバッテリー交換くらいで済むのですが、半年から1年(もしくはそれ以上)の放置となるとキャブレターのオーバーホールとガソリンタンクの洗浄なども必要だったりします。
・キャブレターのオーバーホール
・ガソリンタンクの洗浄
・バッテリー交換
この3点セットの修理となると5~8万円くらいはかかります。
(※バイクが何気筒かによって修理費が異なります。単気筒だと一番安い)
つまりトータルで10万円以上かかってしまうわけですね。
バイクの放置期間が長くて不動車のまま車検に通したいという人はぜひ参考にしてみてください。
◆車検切れのバイクは復活させる?それとも処分?
このように車検を通すといっても車両の状態によっては結構な費用がかかります。
ですから、もしあなたが今のバイクに愛着があるのであれば修理してみてもいいとは思いますが、あまり乗る機会がないというのであれば手放すというのも選択肢の一つです。
一回リセットしてから車検がない250CCのバイクなりを中古で買いなおしたほうがかえってスッキリするかもしれません。
そうなると、動かないバイクはどこで引き取ってくれるの?
という話になりますが、バイク屋 さんで引き取ってもらうとなると
当然ながら、処分費用が発生します。
長期で放置されたバイクとなるとあなたの自宅まで出張する事になりますから
出張費用もかかります。
処分一つにもなにかとお金がかかるものです。
まあ人気車種であれば動かなくても売れる可能性もありますが
売る側の立場からすればできるだけ安く買いたいですから色々と理由をつけて
二束三文になってしまうことは可能性は高いですね。
あと廃車手続きの手間もあることもお忘れなく。
◆車検切れのバイクでも高く売れるかも?
しかし、もうひとつ方法があります。
それはバイク買取専用の業者を利用するという方法です。
例えばバイク王はおすすめです。
なぜバイク王がオススメなのかということですが、実はバイク買取サービスであるバイク王では不動車などの買取も積極的に行っています。
バイク王ではたとえ事故車による不動バイクであっても、まだ使える部品を利用して単車を修理して海外で売ることも事業にしています。
つまり不動バイクであっても部品としての買取需要が高いので高額買取してくれやすいわけです。
そしてもうひとつおすすめの理由はバイク王では実際に買取する前に自分のバイクの査定額がおおまかに把握できる点です。
まずこちらをご覧ください。
↓↓↓
このようにバイク王のHPにはお試し検索ができるようになっており、その結果から判断して査定に来てもらうかどうか判断もできます。
もちろん、お試し査定は目安でしかありません。
実際の査定額は現物を見ないとわからない部分も多いため状態によって変わることは当然あります。
しかし、査定額が納得できない場合は断ればいいだけです。
ちなみにバイク王は10年以上前に『強引な押し買いをする』という悪い噂もありましたが2013年に『特定商取引法』が一部改正され、買取業者は出張査定で『売るまで帰りません』などといった強引な取引ができなくなりました。
買い取るまでしつこく食い下がる行為が法律でできなくなったので安心して査定してもらうことができますよ!
実際、『これから他社と比較して検討したい』と言えばすんなり帰ってくれます。
また万が一、買取成立後にやっぱり売らなきゃよかった!という場合でも1週間以内ならクーリングオフ制度がしっかり適用されるので安心です。
(※もし買取が決まった場合は査定員が契約書と一緒にクーリングオフ制度の説明書もくれます)
ですから自分のバイクの相場を知るくらいの軽い気持ちで無料査定に申し込んでみてもいいかもですね。
ぜひ参考にしてみてください。