【バイクのフロントフォークからオイル漏れ】長期放置した際の修理費は?
バイクに久しぶりに動かそうとしてみたらフロントフォークからオイル漏れしてた!
そういったケースは長年乗らずに放置していたバイクに起こりやすい傾向があります。
ぜんぜん乗っていないのになんでこんなになっちゃうの??
って疑問になりますよね。
しかし実は長年乗らなったからこそオイル漏れをしてしまうのです。
その理由をご説明します。
◆バイクを長期放置するとフロントフォークからオイル漏れする原因は?
ご存知の人もいらっしゃるかと思いますが、フロントフォークの内部には専用のオイルが入っています。
このオイルを入れることで路面走行中の衝撃やブレーキ時のショック吸収補助的な役割を担いますが、このオイルが外部に出ていかないようにガードするために必要なオイルシールというパーツが劣化してしまうことが理由でオイル漏れを起こすケースが多いです。
なぜ劣化するのかというとオイルシールの素材がゴム由来だからです。
ゴム素材はたとえ新品であっても長期間放置していくとどんどん劣化していきますから数年放置してしまうとちょっとした衝撃で亀裂が入ってしまい、それがオイル漏れにつながってしまいます。
つまりこのオイル漏れを直すにはオイルシールの交換しかありません。
ちなみにオイル漏れをしているのが片方のフォークだけであっても両方のオイルシールを交換する必要があることを頭に入れておいてください。
といいますのも片方だけ交換しても、近い将来もう片方のフォークからオイル漏れを起こす可能性が高いからなのです。
まあこの辺はバイク屋さんで修理するなら同様の説明をされるとは思います。
もしバイク屋さんでフロントフォークのオーバーホールを依頼するなら関連パーツ代と工賃、そしてオイルも交換が必須なので全部込みで2~3万円程度が目安です。
ただし、工賃は基本的に1時間単位で計算されます。
(1時間当たり8000円程度が目安)
バイクの状態によって修理に余計な時間がかかってしまうと当然ながら工賃が高くなります。
またバイク屋さんによっても多少修理費用が異なる場合もありますので直接近所のお店に聞いてみることをおすすめします。
◆放置期間が数年のバイクだとフロントフォークからオイル漏れだけで済まないかも?
フロントフォークの修理だけで済むケースもありますが、1年単位で長期間の放置をしているようなケースですとそれ以外にも修理が必要である可能性は高いです。
あなたのバイクはセルを回してエンジンがかかりますか?
いくらセルを回してもセル音すら鳴らないという人もいらっしゃると思います。
これは単純にバッテリー上がりを起こしているということなのですが、実は不具合を起こしているのはそれだけではありません。
と言いますのも、今度はガソリンが腐ることによる障害が出てくるからです。
簡単に言うとサビと詰まりです。
キャブレターに入っているガソリンが腐食を起こし詰まってしまうとガソリンはエンジン内に供給できなくなってしまうので当然エンジンは 掛かりませんし、長期間の放置によりガソリンの揮発成分が蒸発してしまい爆発(着火)しにくくなっています。
つまりガソリン全交換、ガソリンタンクの洗浄(もしくは交換)、
キャブレターの洗浄も必要になってしまうわけですね。
※フュエールインジェクション(燃料噴射装置)搭載車の場合は交換が必要(高額)
この3点をバイク屋さんにやってもらうとなると少なく見積もっても5~7万円(※バイクが何気筒かによってキャブの修理費が変わります)くらいはかかると思ったほうがいいでしょう。
それにバッテリーの交換、プラグ交換もプラスしますからざっくり7~9万円程度
さらにフロントフォークのオーバーホール代も追加されますから簡単に10万円オーバーの修理費になってしまいます。
もちろん上記以外にもゴム系のパーツは劣化による交換が必要な可能性があります。
バイクは放置期間が長いほど修理費用がどんどん高くなってしまう理由がお分かりいただけると思います。
◆バイクを長期放置してフロントフォークからオイル漏れしたら復活させる?それとも処分?
ですから、もしあなたが今のバイクに愛着があるのであれば修理してみてもいいとは思います.
しかし、今後あまり乗る機会がないというのであれば手放すというのも選択肢の一つです。
一回リセットしてからほかのバイクなりを買いなおしたほうがかえってスッキリするかもしれません。
そうなると、動かないバイクはどこで引き取ってくれるの?
という話になりますが、バイク屋 さんで引き取ってもらうとなると当然ながら、処分費用が発生します。
長期で放置されたバイクとなるとあなたの自宅まで出張する事になりますから出張費用もかかります。
処分一つにもなにかとお金がかかるものです。
まあ人気車種であれば動かなくても売れる可能性もありますが、売る側の立場からすればできるだけ安く買いたいですから色々と理由をつけ て二束三文になってしまうことは可能性は高いですね。
あと陸運局での廃車手続きの手間もあることもお忘れなく。
◆放置して動かないバイクでも高く売れるかも?
しかし、もうひとつ方法があります。
それはバイク買取専用の業者を利用するという方法です。
例えばバイク王はおすすめです。
なぜバイク王がオススメなのかということですが、実はバイク買取サービスであるバイク王では不動車などの買取も積極的に行っています。
バイク王ではたとえ事故車による不動バイクであっても、まだ使える部品を利用して単車を修理して海外で売ることも事業にしています。
つまり不動バイクであっても部品としての買取需要が高いので高額買取してくれやすいわけです。
そしてもうひとつおすすめの理由はバイク王では実際に買取する前に自分のバイクの査定額がおおまかに把握できる点です。
まずこちらをご覧ください。
↓↓↓
このようにバイク王のHPにはお試し検索ができるようになっており、その結果から判断して査定に来てもらうかどうか判断もできます。
もちろん、お試し査定は目安でしかありません。
実際の査定額は現物を見ないとわからない部分も多いため状態によって変わることは当然あります。
しかし、査定額が納得できない場合は断ればいいだけです。
ちなみにバイク王は10年以上前に『強引な押し買いをする』という悪い噂もありましたが2013年に『特定商取引法』が一部改正され、買取業者は出張査定で『売るまで帰りません』などといった強引な取引ができなくなりました。
買い取るまでしつこく食い下がる行為が法律でできなくなったので安心して査定してもらうことができますよ!
実際、『これから他社と比較して検討したい』と言えばすんなり帰ってくれます。
また万が一、買取成立後にやっぱり売らなきゃよかった!という場合でも1週間以内ならクーリングオフ制度がしっかり適用されるので安心です。
(※もし買取が決まった場合は査定員が契約書と一緒にクーリングオフ制度の説明書もくれます)
ですから自分のバイクの相場を知るくらいの軽い気持ちで無料査定に申し込んでみてもいいかもですね。
ぜひ参考にしてみてください。